自分は自治体の情報処理システムの構築・運用SEやってますので、
今回の影響度とか考えてしまうのですが、正直、時期が悪すぎます。
理由は、今、年度末なので、
いわゆる「年度切替」や「(業務の)当初処理」の時期にあたります。
これらはシステムの作り・自治体の人口規模によって差異があるので一概には言えんのですが、
年1回の年次処理に当たるモノが多いと思いますので、結構な時間がかかります。
※処理件数が多くなる税収納・滞納系の処理だと、一通り終わらすのに
※平気で1昼夜とか2日とかかかります。運用SEが休出させられる所以:-)
※「その間に輪番停電があれば?」・・・あとはわかるな?
更に、(被災地周辺は延びると思いますが)統一地方選挙の告示日が4/1の筈です。
つまり、今頃~来週くらいに住民の選挙人名簿を確定して投票入場券を作成する訳です。
※自分のお客さんは今回統一地方選の対象外なのでスケジュールは勝手な予想です。
この投票入場券も電算処理ですが、首都圏のような人口の多いところだと
仮に処理が2,3時間で終わったとしても入場券を打つほうが時間がかかります。
4,5日かけて徹夜でプリンタをフル回転するところも出るはずです。
停電にあわせて紙出力止めたらいいじゃないかという話もあるかも知れませんが、
この手のモノは、いつまでに住民に届けなければならないというのが決まってます。
そして、この手のプリンタは専用機であり、秋葉原などで気軽に買い足せない。
ぎりぎりの予定で紙を打ち切ったら、次の業者に回して券を封筒に詰め込んでもらい、チラシも入れてもらい、
・・・で、ギリギリ住民に郵送!という段取りはほとんど全て決まってる筈。
これを全部撤回して練り直す必要が出る恐れがあります(多分、確定だと思う)。
まあ上で選挙を例にしてみたが、1都8県の大多数の自治体がこんな影響を受けます。
というわけで、停電予定が全部決まってればいいが、
今の政府・TEPCOのように当日発表では段取りも決めようがない。
しかも、今分かってる停電予定も確定ではなく前後する可能性があると
他ならぬTEPCO自身が言ってます。
要は停電に備えて止める・起動するタイミングも決められないて事です。
これは冗談抜きで致命的です。
そして、残念ながら、市民さんはこういう都合にまで思いをめぐらしてはくれません。
市民サービスが正しく提供されてないことで苦情を言う人も出ると思いますが、
それはむしろ、当然と思います(自分もそうすると思います)。
今回は事情が事情なので分かってもらえるかも知れませんが、
矢面に立つ自治体にとっては非常に厳しい状況となります。
事前に、遅れが出るけど悪しからず・・・と公報に出す自治体もあるんじゃないかな。
データセンター委託なところだと、センター独自で1、2日分の自家発電施設を持ってるものなので
もしかしたら回せるかも知れませんが、自前でシステムを持ってる自治体だとこれは辛いですね。
センターも燃料補給を気遣わなければならず、正直、想定外な運用をさせられるでしょう。
発表された自治体の中に、弊社(本社サイドですが)のお客様もいます。
どうするのかマジで気になるわ・・・。
最近のコメント